
昨日、ジャイアンツがセリーグV2を達成しました。
13ゲーム差をひっくり返しての優勝はセリーグの記録です。
昨オフ、ヤクルトからグライシンガーにラミレス、横浜からクルーンと
右の先発、右の長距離砲、抑え投手と補強ポイント全部押さえた
補強をすることができ、戦力的にシーズン100勝するのでは?と
言われるくらいのメンバーが集められた。
しかし、昔から、大型補強をした翌年は優勝できない。と言われてきた。
移籍した選手が重圧で活躍できないというケースが多かったからだ。
打線を見ると、他のチームでは4番を打てる選手が7番を
打ってたりと重厚なだせんではあるが、繋ぐ走るというのができないのが
ネックでもあった。
二宮清純さんよく「巨人打線はゴルフのドライバーばかり。」と
語ったことがあった。飛ばすけど、アイアンやパターがないから
細かいことができないという例えで、言いえて妙である。
過去のシーズンで一番最高のホームラン数234本。もちろん
巨人が記録を打ち立てましたが、その年は優勝できてません。
野球はやっぱり投打のバランスで、ある程度ピッチャーもしっかり
していないと勝てないんですよね。特に巨人は、勝つときは大勝、
負けるときは惜敗。ってパターンがすごく多い。
今までで、鬼のような打線でピッチャーが良くなくて優勝したのは
2001年の近鉄くらいじゃなかったかなぁ?
今年の巨人は昨年ばっちりはまった高橋由伸を1番に据えるスタイルを
とったものの、昨年ほど型にはまらなかった。
日々、一番打者を固定できない中で、夏場にようやく1番を固定できた。
俊足の鈴木。一発破壊力のある脅威の1番打者もいいんだけど
やっぱり塁に出たらピッチャーの嫌がる選手が1番でないと。
リードオフマンとして、よ〜くチーム引っ張ったと思う。
長打が少ない中で、3本のホームランは価値のある場面が多かった。
日替わりの2番セカンドはベテランの木村がよくやった。
シブい活躍で、黒子のような存在。こういう選手がいないとチームは
強くならない。欲を言えば、脇谷にもっと出てきて欲しかった。
3番、4番は小笠原にラミレス。この二人がアベックホームランを
打った試合は今年負けなし。ONのシーズンアベックホームランの
記録を上回った、不動の3、4番コンビだった。
ラミレスは獲得した時、正直、ここまでやるとは想像ができず
序盤戦で低迷するチームが辛うじて5割ラインをキープできたのは
ラミレスのバットによるところが大きかった。
そして、巨人の偉大な選手が誰もなしえなかった記録が。
今年、10代で開幕スタメンの坂本。10代で全試合スタメンは
過去に例がないとのこと。シーズン当初はポロポロエラーして
ほんと「二岡がいれば・・・」なんて思うこともありましたが
試合に出続けることによって成長しました。
これから数年は安心してショート任せられます。
あとはピッチャーで言えば山口と愛媛出身の越智。
越智は当初は敗戦処理のようなポジションながら、だんだん
大事な場面で使われるようになりました。
今年はプロ初勝利を含む3勝を挙げて、来年以降は欠かせない
ピッチャーになりそうですね。度胸もあるし、ストッパーにしても
十分活躍しそうな気はします。
山口は今年の新人賞最有力。中継ぎで11勝ってのもすごい。
終盤では、ランナーがいる場面で登場して火消し役も担い
まさに『勝利を呼ぶ男』の活躍でしたね。
ジャイアンツは常勝を義務付けられている球団で、そのために
いい選手をたくさん入れている。確かにそれはその通り。
その中で、生え抜きの選手を育てるというのはとても難しい。
FAで入ってきたり、外人選手がいるところではなかなか
若手は使いづらい。しかし、原監督は育てながら勝つ。という
ことをしっかりしたと思う。
そういった意味でも今年の優勝というのは本当に意義の大きな
優勝になったのでは?
あと、不思議な采配もいろいろあったけれど、選手を信じて
そのポジションで使い続けたことで、選手との強い信頼関係が
築けたのも大きかった。
ダメだからもう使わない、ということがあまりなかったことで
選手も意気に感じたのでは?
クルーンの抑え、毎回、本当にハラハラさせていただきましたが
なんやかんやで球団最多記録の41セーブ(11日時点)を
挙げているのは、少々の失敗があっても辛抱強く使い続けた
成果なんでしょうね。
思い起こせば、2002年に優勝した時は、阪神戦でサヨナラ負けを
喫して、試合途中に優勝が決まり、負けての胴上げ。
昨年はサヨナラ勝ちだったけど、今年は勝利から17分間待たされての
胴上げで、ファンとしても喜べる瞬間がちょっと微妙でした。
昨年、優勝の喜びも吹っ飛ぶような屈辱のCS3連敗を喫しましたが
今年はそこでもう一度気持ちよく胴上げして、6年ぶりの日本シリーズで
3度目の胴上げを見たいです。
メークレジェンド、まずは第1章完結です。




















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