聖地・国立!
- 2007.02.25 Sunday
- 11:13
ついに行きました。
サッカーをしたことがある人間なら誰でも一度は
憧れる聖地・国立競技場。
ゼロックススーパーカップでレッズ対ガンバ。
昨年のリーグ戦、天皇杯、一年前のこの試合で
苦渋をなめ続けさせられたガンバが王者・レッズに挑む。
試合前から赤いサポーターはすごい盛り上がり。
ちょうど真向かいにガンバサポーターはいるものの
あちらの声援はほとんどかき消されていた。
ガンバの選手に対する強烈なブーイング。
埼玉スタジアムほどではないものの、スタジアムは
ほぼレッズの応援といっても過言ではなかった。
昨オフにレッズは三都主が、ガンバは宮本が移籍した。
そして新たにレッズは阿部、ガンバはバレーを獲得。
1週間後に開幕を控えて、どんな仕上がりを見せるのか
注目していた。
東京は強風で、上に高く蹴ったボールは風に押し戻される。
そういった意味ではかなりやりにくいコンディション。
前半、ガンバが風上のエンドを取る。
戦前の予想として、ガンバ先制→レッズが追いかける
そういう展開になれば盛り上がるかな、と。
その予想通り、ガンバが猛攻をかける。
細かいパスワークから何度もゴール前に詰め寄った。
一方のレッズは中盤でインターセプトされる場合が多く
なかなかペナルティーエリアに入れない。
左サイドに入った小野も輝きのあるプレーを随所に
見せるが、なかなか決定的なチャンスを作れない。
そして迎えた31分。押し戻されたレッズのパスが
ガンバ・遠藤の足元へ。二川へ出されたパスから
チャンスが生まれ、最後はマグノ・アウベスが押し込み
ガンバが先制。しかし、まだ前半。サポーターにも余裕があった。
その数分後、レッズは小野のクロスからワシントンが
巧みなトラップで二人をかわしキーパーと1対1に。
ゴール裏で見つめるレッズサポーターが同点ゴールを信じて
疑わなかったその瞬間、シュートがクロスバーの上を
超えていく。どっと漏れるため息。
これがレッズが迎えた最初で最後の決定的シーンだった。
逆にガンバは42分に二川が豪快なミドルシュートで追加点。
前半を2−0で折り返す。
後半、風上に立ったレッズだったが、単調な攻撃で
ボールを前線に運べない。
一方のガンバ、2点のリードを守るのでなく、更に攻撃的に攻める。
何度もゴール前に詰め寄り、レッズは防戦一方。
しかし、その防波堤も長くは持たず、マグノ・アウベスに
今日2点目のゴールを決められてしまう。
レッズサポーターを黙らせ、試合を決定づけた3点目。
なおもここでバレーを投入して4点目を目指す。
ガンバの超攻撃的サッカー恐るべし、である。
そして、4点目は遠藤の素晴らしい個人技から生まれた。
ゴール左前で3タッチでDF2人を交わしクロスをあげ
バレーのシュートのこぼれ球を3度マグノ・アウベスが押し込む。
昨年の得点王が抜群の嗅覚でゴールを奪う。
そしてタイムアップ。
臥薪嘗胆のガンバが昨年、全く勝てなかったレッズに
どちらが王者かわからないくらいの内容で完勝。
最初はいるのがわからなかったガンバサポーターが
気づけばレッズサポーターを喰う勢いになっていた。
レッズは過密日程でベストコンディションでなかったり
トゥーリオがいなく、DFラインの統率ができなかったりと
敗因ははっきりしていた。しかし、新加入の阿部が
全くといっていいくらい存在感を示すことができなかった。
開幕までたった1週。王者が王者として君臨するための
威厳を取り戻すにはあまりにも時間がない。
逆にスローガン通りの超攻撃的サッカーをしたガンバ。
秋に笑うのはどちらだろう?
初の国立に興奮を隠せず、めっちゃ長い報告になっちゃいました。。。
サッカーをしたことがある人間なら誰でも一度は
憧れる聖地・国立競技場。
ゼロックススーパーカップでレッズ対ガンバ。
昨年のリーグ戦、天皇杯、一年前のこの試合で
苦渋をなめ続けさせられたガンバが王者・レッズに挑む。
試合前から赤いサポーターはすごい盛り上がり。
ちょうど真向かいにガンバサポーターはいるものの
あちらの声援はほとんどかき消されていた。
ガンバの選手に対する強烈なブーイング。
埼玉スタジアムほどではないものの、スタジアムは
ほぼレッズの応援といっても過言ではなかった。
昨オフにレッズは三都主が、ガンバは宮本が移籍した。
そして新たにレッズは阿部、ガンバはバレーを獲得。
1週間後に開幕を控えて、どんな仕上がりを見せるのか
注目していた。
東京は強風で、上に高く蹴ったボールは風に押し戻される。
そういった意味ではかなりやりにくいコンディション。
前半、ガンバが風上のエンドを取る。
戦前の予想として、ガンバ先制→レッズが追いかける
そういう展開になれば盛り上がるかな、と。
その予想通り、ガンバが猛攻をかける。
細かいパスワークから何度もゴール前に詰め寄った。
一方のレッズは中盤でインターセプトされる場合が多く
なかなかペナルティーエリアに入れない。
左サイドに入った小野も輝きのあるプレーを随所に
見せるが、なかなか決定的なチャンスを作れない。
そして迎えた31分。押し戻されたレッズのパスが
ガンバ・遠藤の足元へ。二川へ出されたパスから
チャンスが生まれ、最後はマグノ・アウベスが押し込み
ガンバが先制。しかし、まだ前半。サポーターにも余裕があった。
その数分後、レッズは小野のクロスからワシントンが
巧みなトラップで二人をかわしキーパーと1対1に。
ゴール裏で見つめるレッズサポーターが同点ゴールを信じて
疑わなかったその瞬間、シュートがクロスバーの上を
超えていく。どっと漏れるため息。
これがレッズが迎えた最初で最後の決定的シーンだった。
逆にガンバは42分に二川が豪快なミドルシュートで追加点。
前半を2−0で折り返す。
後半、風上に立ったレッズだったが、単調な攻撃で
ボールを前線に運べない。
一方のガンバ、2点のリードを守るのでなく、更に攻撃的に攻める。
何度もゴール前に詰め寄り、レッズは防戦一方。
しかし、その防波堤も長くは持たず、マグノ・アウベスに
今日2点目のゴールを決められてしまう。
レッズサポーターを黙らせ、試合を決定づけた3点目。
なおもここでバレーを投入して4点目を目指す。
ガンバの超攻撃的サッカー恐るべし、である。
そして、4点目は遠藤の素晴らしい個人技から生まれた。
ゴール左前で3タッチでDF2人を交わしクロスをあげ
バレーのシュートのこぼれ球を3度マグノ・アウベスが押し込む。
昨年の得点王が抜群の嗅覚でゴールを奪う。
そしてタイムアップ。
臥薪嘗胆のガンバが昨年、全く勝てなかったレッズに
どちらが王者かわからないくらいの内容で完勝。
最初はいるのがわからなかったガンバサポーターが
気づけばレッズサポーターを喰う勢いになっていた。
レッズは過密日程でベストコンディションでなかったり
トゥーリオがいなく、DFラインの統率ができなかったりと
敗因ははっきりしていた。しかし、新加入の阿部が
全くといっていいくらい存在感を示すことができなかった。
開幕までたった1週。王者が王者として君臨するための
威厳を取り戻すにはあまりにも時間がない。
逆にスローガン通りの超攻撃的サッカーをしたガンバ。
秋に笑うのはどちらだろう?
初の国立に興奮を隠せず、めっちゃ長い報告になっちゃいました。。。