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日記・一般
昨日、書ききれなかったのでこのタイトルのことを。
1回目は組合のメンバーで作品を選んだのですが、第2回から
特別審査員としてらくさぶろうさんに作品を選んでもらってます。
そして、坊ちゃんカップ内で表彰式を行いプレゼンターとして
お越しいただいております。
今回はお着物を着られての出席でした。
佳作10点、入選5点、大賞1点の計16作品が選ばれて
9名の方が表彰式に出席してくれました。
では、佳作の10点からご紹介。
・「あっ、見つけた!」花屋で出会った早咲きのヒマワリ。新天地で頑張る君へ
「太陽に向って堂々と走れ この花のように!」届け母の想い。
・ケガしておちこんでいるからとはじめて誕生日にてれて花たば渡してくれたあなた。結婚して45年目の夏でした。
・母の日に娘がカバンをプレゼントしてくれました。すると昼すぎ、お花屋さんからカーネーションのアレンジメントが届きました。
カバンだけだと思っていたのに、花好きの私の事を思ってのサプライズに喜びもひとしおでした。
・家中花束でいっぱいになった定年退職日 涙と笑顔で顔がめちゃくちゃ がんばってきてよかった。
・母の日に買った花束 直接渡せなくて枕元に置いた 今度からは僕がサンタだね
・初めて花を貰った春 花言葉を調べて また嬉しくなった
・かすみ草につつまれた一輪の赤いバラ あなただけを愛します。
以下の3名の方は表彰式に来てくれました。
・赤いカーネーション1本 息子7歳、精一杯の愛に母 涙ポロリ
・いつも世話になっている両親へ 「ありがとう」と伝えるのが恥ずかしい僕が無言で贈る感謝の花束
・いままでなにもしてこなかった。母の日にいつか真っ赤な花を気持の分だけおくりたい。
下の2つは何と高校生のクラスメート。担任の川中先生からこんなお手紙が届きました。
「この度の「三行メッセージコンテスト」に私たち松山北高等学校1年6組全員で応募させてただくことに致しました。
先日のHR活動にて、それぞれが思いを寄せる人に、両親、また恩師へと思いを馳せながら作成しました。
366日の誕生花を調べるなど、生徒の一生懸命な姿に担任・副担任ともに勘当をした次第でございます。
大変素敵な機会をいただき有難うございました。今後とも、さまざまな企画に生徒たちが取り組み、
周りの人々への感謝やふるさと愛する心を育成できるよう取り組んで参りたいと思います。」
この3行メッセージの趣旨はそういうところにもあり、それを実戦してくれた先生には心より感謝します。
花を贈った子とこれから贈ろうとする子。その気持ちが嬉しいですよね。
続きまして入選。
・結婚式の花束贈呈 泣くまいとこらえた顔見て言い放った娘の小声の一言「お父さん泣いて!」
情景が目に浮かびますね。ただ、いつの日か自分もこういう日が来るんですかね?う〜ん、複雑。
・今まで何回貴方から、お母さんへって手紙と花束をもらっただろう。今月母になる貴方に今度はおめでとうの手紙と花束を贈ります。
何とこちらの方はその娘さんがお子さんを連れて沖縄から来てくれていました。受賞の喜びを分かち合う姿はとても良かったです。
・しんどかったけどがんばった! 愛しい自分に花を買う 素敵なぜいたく
お花は嗜好品です。しかしながら、花のある生活はいいものです。人からもらうのも嬉しいですが、こうして自分への
ご褒美として買うというのは花屋さんにしてみると嬉しいですよね。
・私が花を買う理由。花の前を通るたびに子供たちが鼻をひくひくさせて「イイ匂い」のその一言を何度も聞きたいから。
こちらの方もお子様を連れてきてくれてました。2人のうち下の2歳の子の方が匂いに対して敏感だそうです。
目で見ても美しいですが、匂いも楽しんでもらいたいと思います。
・嫌な事があると花を買う 飾った花を愛でて笑う自分がいる まだ大丈夫だと思う
これも花屋さんにとっては嬉しいですよね。お花を見て笑顔になってほしいものです。
最後に大賞。
・カーネーション枯れても「まだ」と飾る母
575調で非常にすっきりとまとめられております。17文字の中に情景がはっきりと浮かびます。
これは18歳の学生さんからの作品で、お母さんも表彰式に来られていました。
素晴らしい作品の数々で253作品が集まりました。
残念ながら賞に漏れた中にも素晴らしい作品はたくさんありました。らくさんも作品を選ぶのに
本当に苦労したと思います。僕も事前に作品には全て目を通させていただきました。
ただ、見るのと実際に耳から入れるのでは違っており、読んでる時にも「いいな」と思う
作品は多かったですが、表彰式の時に音で聞くとかなりグッときました。
らくさんから「ウルッときてるでしょう?」と言われて何とか泣くまいと我慢しているのを
見透かされたような気がしました。
今年もたくさんの素敵なメッセージに出会うことができました。
らくさぶろうさん、お忙しい中ありがとうございました。