国体観戦
- 2017.10.10 Tuesday
- 11:26
62年ぶりの愛媛の国体は初の単独開催。
開催が決まってから綿密な準備が進められ
盛大な開会式で幕を開けました。
愛媛県内各地で競技が開催され新居浜でも
セーリング、軟式野球、青年男子サッカー、
そしてウェイトリフティングが開催。
セーリングと軟式野球は近くまで行った
だけでゆっくりとは見ませんでしたが
昨日はウェイトリフティング105キロ超級
少年男子の部に知り合いの息子さんが出場と
いうことで見に行きました。
会場前には中学生が47都道府県の応援の
のぼりを作成しておりました。
おもてなし広場では蛇口からポンジュース。
僕たちでも面白く感じるので、県外の
方たちは面白かったでしょうね(笑)
さて、競技ですがちょうど行った時に
女子の最終競技が行われており大会新記録の
ジャークに会場からは大きな声援が。
日本新記録を狙った競技は残念ながら
失敗に終わりましたが熱気がすごかった。
そして注目の少年男子105K超級には
新居浜南高校の福山草生くんが出場。
会場には応援の垂れ幕が。
スナッチ(一発持ちあげ)は市場に行っていて
見れなかったのですが、121キロを持ちあげて3位。
クリーン&ジャークの競技には間に会って応援開始。
愛媛のしかも新居浜の選手ということなので
会場の声援がハンパない。僕も結構声が通ると
言われてるのですが、僕の声もかき消されるほど
地元の方の大声援。
これってやってる側にしてみれば重圧を感じて
しまうところでしょうが、それを逆に力に
変えるというのは本当のアスリート。
ここまで全員が入賞している中での最終競技者。
重圧しかかからない場面ではありました。
本人もジャークはちょっと無理かも?と思った
そうですが、お母さん曰く最後の153キロは
重さをほとんど感じなかったそうです。
目に見えない何かに護られたんでしょうね。
順位のつけ方がよくわからないのですが
153キロを上げた選手が3人いて草生くんは4位。
とはいえ、トータルで3位に入賞しました。
最初の2回は写真を撮りながら見ましたが
最後の競技はカメラを持って見てる場合じゃ
ないと拳を握りしめながら応援。
見事153キロを上げた時には「よっしゃ」と
大きな声が出ました。
ガッツポーズをする草生くんを見て思わず
鳥肌が立ちました。
ちなみに優勝した大阪の大川くんは一人
異次元の選手でした。この選手に負けたらな
しゃーないと諦めもつきます。
表彰台では安堵の表情を浮かべ
仲間たちに投げキッスを贈る姿がとても
可愛らしく、競技してた時とは全く別の
表情でした。本当におめでとう。
見事3位入賞。これにより愛媛の団体2位も確定。
興奮冷めやらぬ中帰路につきましたが
テレビのオリンピックでしか見たことが
無かったウェイトリフティングをこうして
生で見る機会をもらったのも国体のおかげ。
恐らく生きている間に次の愛媛国体を
見ることはないとは思いますが、選手は
もちろんのこと運営スタッフ、ボランティアの
皆さんが一つになって愛媛のおもてなしを
しっかり感じていただいた国体だったと思います。
僕は何もしていませんが、愛媛県人の一人として
この国体の開催、そして男女共に2位になった
成績を誇りに思います。
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