Stayhomeで映画鑑賞〜懐かし邦画3〜

  • 2020.05.26 Tuesday
  • 12:54

昨日の10階のモスキートは絡みの

シーンが多めでしたが、今日の映画も

ちょっとそういうのがあります。

実際にあった西口彰事件をモチーフに

緒方拳さんが犯罪者を熱演。

緒方さんの凄さを感じる1本です。

かなり前にこの映画について書いた記憶が

あるのですがよく探せなかったので

改めて書きます。

 

緒方拳さん主演の「復讐するは我にあり」

 

20200527_2995864.jpg

 

<毎度おなじみのネタバレ満載につき閲覧注意>

 

榎津巌(緒方拳)はタバコ集金の2人を惨殺し

金を奪い逃亡を図る。その途中の宇高連絡船で

遺書を残して自殺したと見せかけるが警察は

偽装と判断。榎津の実家の別府を訪ねる。

榎津の家庭は熱心なカトリック教徒だったが

戦時中に無理矢理船を奪われ父・鎮雄(三國連太郎)が

殴打されるのを目の当たりにした巌は父とキリスト教に

反発し悪事を繰り返す。

そんな中で加津子(倍賞千恵子)と結婚をするも

巌に愛想をつかし離婚をするも、尊敬する

鎮雄のために別府に戻っていた。

そんな二人の関係を疑う巌の乱暴狼藉は

とどまることを知らない中でのこの強盗殺人。

巌は静岡の浜松に逃亡しており旅館の「あさの」に

腰を据えることになる。その間は大学教授と偽り

なおも近県で弁護士を名乗り詐欺行為を繰り返し

さらには新たな殺人も犯す。

「あさの」の女主人のハル(小川真由美)は

巌が連続殺人犯ということに気付くも

異様な愛欲で巌に溺れていく。

しかし、そんなハルをも巌は殺害。

さらにはハルの母・ひさ乃もその手にかける。

「あさの」の家財道具一式を質に入れて

逃亡資金を得ようとした巌だったが

ステッキの女性の通報により逮捕される。

死刑となり巌の骨は鎮雄と加津子の手により

別府湾を望む丘から散骨される。

 

という感じなのですが、細かいところを

拾っていくとキリがないくらい多岐に渡ります。

スタートと同時にパトカーで連行される巌。

その勝手な言い分にいきなり見ている者を

反・巌の感情に持って行く。

それに相対する加津子のけなげさ。

鎮雄が加津子を迎えに行くシーンがあり

二人で露天風呂に入るのですが倍賞美津子さんは

惜しげもなくバストトップまで見せます。

義父への尊敬から戻ることを決めるも

ただ、そこには巌との夫婦生活という地獄が待つ。

そして、巌を溺愛した母・かよは鎮雄を加津子に

奪われることに憎悪の感情を見せるなど

異様な家族の形もここにあった。

最後に巌と鎮雄が警察署内で対峙する

シーンがあるのだが、緒方vs三國という

日本のトップスターのやりとりは凄まじかった。

「ぬしは獣(けだもの)よ!」

「わしゃあ、あんたを殺すべきやった」

印象的なセリフがポンポン出ます。

幼少期の家庭環境で子供は変わるとは

言いますが、あの時の経験でねじ曲がった

性格が元に戻らずこの凶行に及ばせたと

いう風にも見方によっては取れますが

盗人にも三分の理どころか一分の理も

あるはずがない。

この映画のタイトルにもなった

復讐する相手の我というのは自分自身でなく

我がに流れる血、すなわち父親への復讐。

度重なる犯行は果たして本当に復讐と

呼べるのだろうか?

ブルーリボン助演女優賞を獲得した

倍賞美津子さんの演技はもちろんだが

緒方拳さんの演技は恐ろしいくらい凄まじい。

後日書くが、萩原健一さんと双璧をなす。

見てもらいたい1本ではあるが、かなり

心して見てもらいたい。

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